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『アンデッドアンラック』がルパン&次元なみの名ペアになりそうでジャンプ黄金期の先駆けになりそうな件

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(出典):週刊少年ジャンプ 公式サイトより

 『アンデッドアンラック』は、2020年1月から週刊少年ジャンプ(集英社)で連載がスタートした能力バトルアクション漫画です。作者は戸塚慶文先生という方で、この作品がほぼデビュー作のようですね。好きなマンガは『HUNTER×HUNTER』らしいのですが確かにそれっぽい言い回しがちょくちょくでてきたり…って感じです

 

文字通り、不死(アンデッド)と不運(アンラック)の異能を持つ2人をメインとしてバトルアクションを繰り広げていく漫画です。まだまだ連載開始ホヤホヤですが、その作風からはジャンプ黄金期を彷彿とさせる貫禄があったりなかったり……!

 

ジャンプで新連載が始まってから大反響のこの作品!

NEXTワンピースのポジションを背負って立つポテンシャルは十分に持っていると私は見込んでおります…!(ストーリーに若干ラブコメ要素が混じっている点も私は見逃していないぞ……!)

行くぜ……!

※ネタバレほぼ無です!あらすじ紹介ぐらい!

本棚はこんな感じになる

大人買いだぁ~……!(2冊だけどね…)

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あらすじ

8歳の時に両親を含め200名以上を死に追いやってしまった事件から10年間家に引きこもり、長期連載していた少女漫画の完結をきっかけに自殺を決意した少女出雲風子(いずもふうこ)風子は「皮膚接触を行った相手に不運をもたらす」不運(アンラック)という異能から、誰にも触れられないことに苦悩していた。

そんな彼女が出会ったのは驚異的な再生能力を持ち、決して死ぬことがない人生を疎んで最高の死を望む不死(アンデッド)の男。男は便宜上風子から「アンデッドだから」アンディと名付けられ、行動を共にするようになる。

アンディと風子を追う謎の組織ユニオンの刺客シェンから「組織には能力者10名で構成された特殊チームがあり、メンバー入りすることで追われることはなくなる」と聞かされた2人はアンディの望みである「最高の死」を得るためにユニオンに入団し、数々の敵と世界の謎に対峙していく。

(出典):Wikipediaより

あらすじ的にはよくある王道能力マンガといったところですが、結構あっさり人が死んだり不死ということもあってそこそこ激しめの描写も見られるのが特徴でしょうか?

また、登場する能力の共通ルールとして「不○○」(アン〇〇)としているところが注目ポイントです。現在はこのルール縛りで魅力的な能力を登場させられていますが、今後どのような能力が展開してくるのかも注目していきたいですね…!

 

 

まずは基本情報から

2020年6月現在、単行本2巻まで発売されています。

第1巻の発売は2020年4月で初動売上としては約1万部程度だったということもあり、知名度としてはまだまだこれからという立ち位置ですが、第2巻の発売時は各書店で販促行動がバチバチに取られており、なんとなんと名マンガへの登竜門「次にくるマンガ大賞2020」に早くもノミネートされているなど今後の動向には大注目必至なのです…!

 

絵柄や作風が『僕のヒーローアカデミア』にも似ているなぁ、と個人的には思っている次第ですので、『アンデッドアンラック』も光の速さでアニメ化するんじゃないのか…!?と早くも期待で胸がいっぱいなのです……

   

 

総合評価

ストーリー ★★★★★★★★★★
画力 ★★★★★★★★★★
キャラクター ★★★★★★★★★★
ロジック ★★★★★★★★★★
コマ割り ★★★★★★★★★★

これが次世代の才能!

不死と不運の設定が非常に面白く、このペアから目が離せらんねぇ……

 

第1話をざっくり説明すると……

不死のせいで何百年と生きてきたため倫理観が崩壊している不死男・アンディと、肌に触れた人間に殺人級の不運をもたらしてしまう女の子・出雲風子が出会い、お互いの夢をかなえるために頑張るぞ!

という話なのです。

 

「じゃあその夢っていったい何なん……?」なるわけですが……

「少女漫画のようなドキドキの恋がしたい…!」

「クソ長ぇ人生をアガる…!」

という不死と不運ならではの夢なのですが、夢の成就にはこの2人同士でないと叶えられないということで2人は協力していくのです……!風子にとっては体を触れ合える唯一の相手で、アンディにとっては自分に死をもたらしてくれるかもしれない存在ということで最高のペア「アンデッドアンラック」の誕生なのです……!

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f:id:Toyoyoyo:20200627180148j:plain(出典):アンデッドアンラック コミックス1巻より

まだ2巻までしか発売されていませんが、能力バトルとして既に魅力的な能力がたくさん登場しています…!「なんか火を出す!」とか「手が伸びる!」とかいう単純な能力ではなく、どちらかというと『HUNTER×HUNTER』や『ジョジョの奇妙な冒険』のような少々凝った能力を展開して、バトル中は相手の能力を推測しながらのバトル展開……!といったことをやりたいように感じました。(本人が「HUNTER×HUNTER」好きなんだろうな、というのがひしひしと感じますね笑)

 

 

ここがアツい!

不死と不運の名タッグ vs 『否定者』たちの能力バトルが見どころ!

上で紹介した「不○○」(アン〇〇)みたいな異能を持つ人々を『否定者』と呼ぶのですが、その『否定者』とアンディ&風子のタッグバトルが本作品で一番注力されているところですね…!

アンディは不死を活かして、やられまくりつつ相手の能力を予想立てて戦っていきます。ちょうど、花京院 vs DIO戦の花京院が死なないパターンと言えば伝わるでしょうか……?(ジョジョ好き伝わってくれ……)

そして風子は自らに触れると不運が訪れることを活かして相手やアンディに隙あらば触って戦っていきます…!

 

こういう感じです。

アンディにキスして……

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(出典):アンデッドアンラック コミックス1巻より

 

不運がくる宣言…!

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(出典):アンデッドアンラック コミックス1巻より

そしたら隕石がドォォーーーーーン!!

不運ってレベルじゃねぇ……!!

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(出典):アンデッドアンラック コミックス1巻より

 

これが不運(アンラック)の異能…恐るべし

ちなみにこの隕石衝突には当然アンディも巻き込まれているのですが、この程度の不運ではアンディは死なないというわけですね…!不死便利すぎる…!

これ以上の衝撃・不運なんて中々ないのでは………?最終回どうするんだ……?と今から風呂敷の畳み方が楽しみになってきました…!笑

 

 

総評

『アンデッドアンラック』いかがだったでしょうか?

2020年に連載開始した期待の超新星!ジャンプ黄金期を担うマンガを今のうちから追っておいた方がよいのではないでしょうか!?

ぜひご一読ください!