(出典):『キングダム』単行本62巻より
私の本棚の中にはまだ連載中の作品もいっぱいあるので毎月月初には何かしらの新刊が発売されてすごいウキウキするのだが、その中でも常に待ち遠しく心待ちにしているのが何を隠そう『キングダム』なのである。
今回はその最新62巻が発売されたため、当然の如く日付が変わる0時に全裸待機をして購入後即読破したため、バチコリと感想を喋っていきたい。
※ネタバレめちゃくちゃ有りです!
羌礼の改心早すぎ問題…
前巻で急遽登場して羌瘣に殺し合いを挑んだ羌礼
羌礼は祭を勝ち上がって村を出てきた立場であるため、羌瘣のことが気に食わず文句の一つも言いたくなる気持ちはすごく分かるなァ分かるぞォ…と思っていたのでどういう展開になるのだろうか?といろいろ思っていましたが、なんと62巻1話目の時点であっけなく改心してしまいます。
マ?早すぎひん!?
左の画像と右の画像の間がわずか数ページ、まさか1話目の中で絶望・復讐から改心への起承転結が行われるとは何たる文豪かと思った。なんかもうちょっと引っ張ってもいいんじゃないの…?これだと羌礼あんまりじゃ…?一番つらぃのは羌礼なんだょ…?という感情で胸が一杯でしたがどうなんですかね。
一応、羌瘣が羌礼は元々救われたがっていたんだよ~みたいなことをフォローで言っていた気がしましたが
一話の中で感情の起伏が激しい羌礼
(出典):『キングダム』単行本62巻より
六大将軍復活!
敢えて空席を作り切磋琢磨を図る敏腕経営者のような手法に感服
ついに六大将軍が嬴政の手により復活しました!
第一将から五将までは順当に決まっていきましたが、残る一席は・・・なんと空席
重要ポジションの一部を敢えて空けておき、若手の向上心を煽っていくベンチャー企業顔負けの施策が打たれました。やはり中華統一というかつてない野望を達成するには日系企業御用達の年功序列制度ではなくサイバーエージェント風の気質ではないと難しいということでしょうか?あな恐ろしや秦王
若手を煽る秦王の図
(出典):『キングダム』単行本62巻より
国家のベンチャー化を図る秦王の思惑通りに士気を上げる信を始めとした若手将軍たち。おいおい、個人的には年功序列制度でも悪くないと思うぞ?ベンチャー企業しんどいぞ?と信に伝えてあげたいのだが…
そもそも私はこのあたりの史実を把握していないので、実際には誰が六大将軍に選ばれるのか全く分からない。普通に考えれば信?いやでも残りの二人は?それともこのあといっぱい六大将軍の誰かが死んで席が空くのか?ちょっとWikipediaでも眺めればわかりそうですが、ネタバレはせず妄想にはせ参じることとします。
桓騎よ、お前いつまで有能やねん
六大将軍の第五将に座った桓騎は早速趙軍とバコバコ戦闘を開始する。
桓騎はこれまでも黒羊や函谷関で度肝を抜くトンデモ戦法で劇的な勝利を収めており、そのイケメンっぷりも相まってかなり有能な感じに仕上がっている。どんなに突拍子もないことを行っても、結局は全てが勝利につながっているなんだかすげーヤバイ奴、というのがこれまでの桓騎だった。
そしてこの62巻でも桓騎はやりたい放題に戦闘を進め、これまたやはり周囲の想像をこれでもかと裏切りまくるのだ。「こんなんまた勝ちますやん…(でもカッコイイからすてき♡)」とか「はぁまた奇策で捲るワンパターンですねわかります…(でもステキだからすてき♡)」と私をはじめ多くの読者が思っているのではないだろうか?
個人的にはそろそろ一泡吹かせられてもおかしくないかなと思っている。
どういう風に一泡吹かせられるのかは全く想像がつかないが、一つわかるのは「もしかしてそろそろ一泡吹かせられるんじゃない?」と私が思っていることぐらいだ。このイケメン天才武将が一泡吹かせられて負けるところが是非見たいのだ。次の63巻ではそれが見れるかもしれないとなると既に新刊発売が待ちきれない。
周囲の予想を裏切りひたすら前進する桓騎
(出典):『キングダム』単行本62巻より
総評
『キングダム』62巻いかがだったでしょうか?
やっぱり新刊発売時の胸の高鳴り具合は『キングダム』が群を抜いていますね。また次の新発売を心待ちにしましょう。では
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— マンガ暮らし (@AllMangaMax) 2019年12月9日
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