（出典）：週刊少年ジャンプ 公式サイトより
『チェンソーマン』は、２０１９年１月から少年ジャンプで連載されているダークファンタジー作品です。作者は『ファイアパンチ』（２０１７年のマンガ大賞ノミネート作品です！）で有名な藤本タツキ先生。。。前作では非常に特徴的な主人公でしたが、『チェンソーマン』の主人公デンジは一体どんな主人公なのでしょうか！？
私はチェンソーマンを初見で圧倒的に最大限に楽しむために、第１話掲載時の少年ジャンプの煽り文句をばちこり調べてみました。それがこちらです…！
「切り拓け新時代！本能刻む兇暴アクション！！」
はい、皆目見当もつきませんでした
ジャンプの新連載はすぐ新時代を切り拓きがちですし、そして大半が爪痕も残せずに散っていきがちです。「ただのチェンソーに自身ニキなのでは？（意味不明）」と思ってしまっていました。噂によるとめちゃくちゃ血が出るらしいです。
ということで読んでみないと分かりませんね～笑
少年ジャンプの掲載順はしっかりと真ん中より上をキープしているとのこと。
期待に胸を膨らませていきましょう！行くぜ…！
※ネタバレほぼ無です！あらすじ紹介ぐらい！
勢いのままにガガッと購入です！
あらすじ
「悪魔」と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界。
少年デンジと「チェンソーの悪魔」のポチタは、死別した父親の借金を返すため、悪魔を駆除する「デビルハンター」を主な仕事としながらなんとか生計を立てていた。
ある日デンジは、仕事を斡旋していたヤクザに騙され、「ゾンビの悪魔」によってポチタと共に殺害されてしまう。しかし、ポチタはデンジの血を飲んだことで蘇生し、デンジの身体を修復するためデンジの心臓となる。
復活したデンジは「チェンソーの悪魔」へと変身する力を手に入れ、ゾンビの集団を一掃する。撃退に成功したデンジは現場に駆け付けた公安のデビルハンターであるマキマに導かれ、その日から、“公安デビルハンター”としてのデンジの生活が始まっていく…。
（出典）：Wikipediaより
ふむふむ、あらすじも中々面白そう！
というか１話で主人公即死してるやん笑
大体面白いマンガは第１話の導入がすでに面白い！というのがマンガ歴２５年の私の持論ですが、チェンソーマンはどげんでしょうか。
（出典）：チェンソーマン コミックス１巻より
うわぁ～すっげぇ、、いい！笑 これはかなりいいですよぉ～””
うはああぁいいですねぇ期待しちゃいますねぇ～”””
サスケを見つけた時の大蛇丸張りにテンションが上がってしまいましたが、主人公も中々イカれてそうだし、ポチタかわいいし、その奥のトマト（？）みたいな悪魔もデザインがとてもいい…！借金額も「○億！」とかじゃなくてちょいリアル感あるのもまたいい…もっと言えば１話のタイトル「犬とチェンソー」ってのもシンプルでおしゃれな感じが漂っていてなんかいい…！（ベタ褒め）
あらすじにも書きましたが、デンジは極貧生活を生き抜くために幼少期からデビルハンターを務めていました。そのためか、かなりの肝っ玉の持ち主でかつ自らの欲望に忠実！そして教養は一切ナシ！笑という魅力が渋滞している主人公像になっていますね。
まぁ、悪魔狩るような仕事してたらそうなるかぁ………私もそうだしなぁ
さてさて話は進みまして、しかしというかやはりというかデビルハンターには危険がつきもののようで…
そんな生活を繰り返していると、なんとデンジが悪魔に嵌められてこれでもかというぐらいバラバラにされてこの上なくあっさり死にます。（※まだ１話目です）
（出典）：チェンソーマン コミックス１巻より
ただね！ここからが『チェンソーマン』（通称：チェンソーに自身ニキ）なんですよ！！！
敢えて詳細は割愛しますが、ポチタとデンジが引っ付いてなんかこうなって…
（出典）：チェンソーマン コミックス１巻より
そしたらこう！！！復活していく！！！
めぢゃがっこいい！！！ワイがチェンソーマンなんや！！！
（ｷﾞｭｲｲｲｴｴｲｴｴｲｲﾝﾝﾝ，血ﾌﾞｼｼｼｬｬｱｱｱｧ）
（出典）：チェンソーマン コミックス１巻より
少年ジャンプでこんなに敵切り刻んで血流して大丈夫なんでしょうか
流石は「本能刻む兇暴アクション！！」といったところです。看板に偽りなし…！
無事チェンソーマンになって事なきを得た（？）デンジの前に現れたのがマキマさん（女性の方ね）です。このマキマさんのスカウトにより、デンジは公安デビルハンターとして働くようになります。このシーンで１話目が終了です。いやぁ、面白かった。
（出典）：チェンソーマン コミックス１巻より
まずは基本情報から
２０２０年３月時点で既刊６巻まで発売中です。今から読み始めても全然追いつけますね。
２０１９年１２月に行われたジャンプフェスタで、なんと累計１００万部をすでに達成したとの発表があった模様……１２月時点では５巻までしか発売されていなかったため、単純計算で単巻２０万冊分売れてる計算ですね。２０万冊売れているということは単純計算で少なくとも２０万人の手に渡っているということですので、最低でも凡そ２０万人が読んでいるということになりますですね。
アニメ化まだなのにこの数字はすごいですよ～普通にジャンプの看板マンガと呼べるでしょう。どれだけ読者が引き込まれているかがよく分かりますね
『チェンソーマン』６巻重版かかりました❗️嬉しいです。
— 林士平（りんしへい） (@SHIHEILIN) 2020年3月13日
皆様、有難う御座います‼️ pic.twitter.com/rmRUGO7UeS
気になる受賞歴ですが！
連載開始からわずか１年足らずで様々な賞に名を連ねています。
しかも有名どころの賞ばかりですよ！これ！
要はこれ、「間違いなく次にくる！」っていうマンガなわけなのです…！
というか既に来てますよ…！あとは我々が行くだけなのです…！
- 第5回次にくるマンガ大賞 ２位
- このマンガがすごい！2020 ４位
- みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019 ９位
- 全国書店員が選んだおすすめコミック ２位
総合評価
| ストーリー | ★★★★★★★★★★ |
|---|---|
| 画力 | ★★★★★★★★★★ |
| キャラクター | ★★★★★★★★★★ |
| ロジック | ★★★★★★★★★★ |
| コマ割り | ★★★★★★★★★★ |
一番の押しポイントは主人公の真新しさ
主人公含め、登場人物全員がどこかぶっ飛んでいる性格の持ち主ばかりで、良くも悪くもこれまでの少年マンガにはいなかったキャラばかりになっています。正義感ぶったことを語るような奴は一人も出てきませんので、正義感が好きな方は鼻から読むのを諦めるのが無難でしょう…！
絵も下手ってことはないのですが、如何せん出血量が半端なくて終始ダークモード！笑。若干見づらかったりする部分もあるのですが、その反面、見開きの迫力は感服ものです…（後で紹介します…！）
とにもかくにも、今までの少年ジャンプのマンガとは一、二風変わった作品ですね。
ストーリー展開自体は王道なのに邪道な要素がフルコンボ！とかなり楽しめる作品ではないでしょうか…！？
ここがアツい！
碌な奴がおらん！ほんとに少年マンガか！？
これは修行シーンのとある１コマなのですが……
（右がデンジ、左がデンジのバディのパワーちゃんです）
（出典）：チェンソーマン コミックス４巻より
少年ジャンプの主人公としては凡そ０点の解答…！
そしてその回答に100点を与える先生っぽい人…！
いや、なんていうか、ある意味イマドキの主人公ですよね。過去の主人公にこんなこと言うやつ一人でもいましたか…？ルフィやナルトがこんなこと言ったら一瞬でアニメ化映画化が吹っ飛ぶ勢いの発言です
さらにデンジがイかれているのは、彼を突き動かしている原動力がなんと主に性欲であるということなのです…！
デンジは幼少期より極悪な環境に身を置いていたので、女性への免疫がほとんどなく出会った女性に手当たり次第に惚れまくっていきます。そんなデンジの今の目標は、「強い悪魔を倒して活躍してマキマさんとHなことをするッ！」
現代の主人公すげえぇえ……
彼は海賊王なんか目指してません 火影なんかも目指してません Hがしたいだけなんです こんな彼を応援しない訳にはいかないじゃないですか…
これが次世代の主人公ってやつなのです…！
決着シーンがド迫力！ちょいグロだけどかっこ良し！
決着シーンが最高にイカしている！！
特に見開き時のポージングのセンスは快刀乱麻の勢い…！血がもう本当にドバシャャァーーーって感じで出てるので誰がどうなってるかも訳わからんくなるんですが、そこがまたイかしてるんですよね～～…
かっこいいっ！！
（出典）：チェンソーマン コミックス２巻より
かっこいいっっっ！！！！
（出典）：チェンソーマン コミックス５巻より
最高にかっこいいっっっっ！！！！！
（出典）：チェンソーマン コミックス６巻より
このシーン見るだけで簡単に元取れるんで、本当におすすめです…！
総評
『チェンソーマン』いかがだったでしょうか？
２０２０年のブレイク必至な予感です。
「ありきたりな王道主人公に飽きた」「イかれた奴が見てぇ」
という方にはどストライクな作品ではないでしょうか！？ぜひご一読ください！
以上
漫画が大好きすぎてオススメ漫画を紹介するためのブログを作っちゃいました！現在記事を精一杯作成中ですので、ここにどんどん投稿していけたらいいなと思ってます！
— マンガの達人-おすすめ漫画が見つかるブログ‐ (@AllMangaMax) 2019年12月9日
漫画好きと繋がりたいので、皆様どうぞよろしくです！
